フランス人哲学者で都市計画家、批評家、ポール・ヴィリリオ(Paul Virilio)の作品集。1975年12月から1976年2月にかけて「パリ装飾芸術美術館(Musée des Arts Décoratifs)」で開催した展覧会に伴い刊行された。

作者が今日享受している作家としての評価は、本書に記された「BUNKER ARCHAEOLOGY」の仕事に由来している。1950年代後半、フランスの大西洋岸に点在する第二次世界大戦期の廃墟となったバンカーを撮影し始めた当時、彼はガラスを用いた芸術的実践に取り組んでいた。1966年には、自ら共同編集を務めた雑誌『architecture principe』において、これらの写真を初めて公開する。当時彼が関心を寄せていたのは、こうした戦時施設の建築的側面であった。ヴィリリオはバンカーを「新たな建築の先触れ」と捉え、それを「暗号的建築(cryptic architecture)」という概念で捉えようとした。

BUNKER ARCHAEOLOGY」の最初の展覧会は、1975年、まだ設立準備段階にあったポンピドゥー・センターで開催され、本書はそれにあわせて刊行された。この著作は、軍事空間と通信戦、カモフラージュと加速、現在に対する精緻な読解と哲学的思索への志向といった、作者の思想の主要なモチーフをすでに提示している。初版刊行からほぼ50年を経た今日においても、本書はなお現在との多くの接点を有している。

英語版である本書は、作者の仕事を英語圏に紹介してきたサイモン・カウパー(Simon Cowper)による新訳を収録している。

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PAUL VIRILIO: BUNKER ARCHEOLOGY by Paul Virilio [ENGLISH EDITION]

2025

¥ 9,350 (税込)

フランス人哲学者で都市計画家、批評家、ポール・ヴィリリオ(Paul Virilio)の作品集。1975年12月から1976年2月にかけて「パリ装飾芸術美術館(Musée des Arts Décoratifs)」で開催した展覧会に伴い刊行された。

作者が今日享受している作家としての評価は、本書に記された「BUNKER ARCHAEOLOGY」の仕事に由来している。1950年代後半、フランスの大西洋岸に点在する第二次世界大戦期の廃墟となったバンカーを撮影し始めた当時、彼はガラスを用いた芸術的実践に取り組んでいた。1966年には、自ら共同編集を務めた雑誌『architecture principe』において、これらの写真を初めて公開する。当時彼が関心を寄せていたのは、こうした戦時施設の建築的側面であった。ヴィリリオはバンカーを「新たな建築の先触れ」と捉え、それを「暗号的建築(cryptic architecture)」という概念で捉えようとした。

BUNKER ARCHAEOLOGY」の最初の展覧会は、1975年、まだ設立準備段階にあったポンピドゥー・センターで開催され、本書はそれにあわせて刊行された。この著作は、軍事空間と通信戦、カモフラージュと加速、現在に対する精緻な読解と哲学的思索への志向といった、作者の思想の主要なモチーフをすでに提示している。初版刊行からほぼ50年を経た今日においても、本書はなお現在との多くの接点を有している。

英語版である本書は、作者の仕事を英語圏に紹介してきたサイモン・カウパー(Simon Cowper)による新訳を収録している。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 26.0 x 22.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100052488
出版 SPECTOR BOOKS
著者 Paul Virilio
ISBN 9783959057349
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件