野田ジャスミン
Jasmine Noda
野田ジャスミンは1996年タイ生まれ。器物作品および、それらを用いたインスタレーション作品を制作。多面性をもつ現代工芸のカタチを明確にすることを目的に、器物作品を通じて「工芸とアート」の関わりについて言及している。「ghost」シリーズでは、「割れ」を現象的な装飾技法として用いて、器物造形から用途のみを遊離させ、用途と表側といった対峙する要素のあいだにあるアンビバレントな表現を行う。主な個展に、「湖面に沈む」(KITAHAMAgallery、大阪、2020)、「comet 彗星」(阪急メンズ東京B-OWND gallery、東京、2023)、グループ展に、「間をぬく、或いは」(建仁寺両足院、京都、2021)、「ゆらめくいきものたち」(galleryTerra-S、京都、2022)、「明滅するクオリア」(TENSHADAI、京都、2022) など。