中澤ふくみは1996年高知県生まれ。2019年に京都芸術大学（旧京都造形芸術大学）油画コースを卒業し、現在エストニア芸術アカデミー修士課程にてアニメーションを学ぶ。人間が持つ身体の形に興味を持ち、主に変形させた自身の体を道具として使いながら、生活する人々をアニメーションで描く。アニメーションで描かれた全てのドローイングは最終的にのりで固められ、厚みと時間を持ち、現世に近付く実体として提示される。近年の展覧会に、「ARTIST’ FAIR KYOTO」（京都新聞社地下一階、2021）、「Opening exhibition I」 （biscuit gallery、東京、2021)、 「KUMA EXHIBITION 2021」（オンライン、東京) など。