¥ 88,000 (税込)
宮岡は時代とともに変化する偶像美術に着目し、陶芸と現代のマンガやアニメのキャラクターを組み合わせた手法で作品を制作。また、現代美術と社会の結びつきについても考察している。日本のキャラクター文化は政治・文化的変動期であった70年代以降、後期資本主義が完成・洗練された80年代から90年代の時代精神の一部として存在している。国境や文化層を越え、大衆消費文化における創造の在り方のひとつであって、新たなる[尊体]として創造されたと言っても過言ではない。一神教でない日本人の柔軟なアニミズム精神が、現代のインターネット社会と融合して生まれた若者を中心とした新たな信ずべき対象のひとつが二次元の世界のキャラクター文化なのかもしれない。宮岡は西洋と東洋、リアルと虚像を往還し立体化され、商業主義的アニメ・キャラクターの宗教性・遍在性を示しながら、現代人の価値観やユーモア溢れて社会風刺も含めた力強いメッセージ性を提示している。
2021年コロナ禍の中にアトリエが全焼し、作品を焼失してしまうことによって、そんな宮岡自身の環境変化に伴った作品変化が過分にある。3月5日(土)よりKIYOSHI ART SPACEで開催する宮岡貴泉個展「SCRAP&BUILD」では、自分自身を再構築するため大胆に新たな挑戦を行う宮岡貴泉の新作を発表しております。ぜひ会場にてご高覧ください。
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取り扱い | KIYOSHI ART SPACE |
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エディション | 15.5 |
サイズ | 15.5 x 8.0 x 8.0 cm |
重量 | 800.0g |
素材 | 陶土、陶器 |
商品コード | 1100015630 |
配送までの期間 | 1週間程度(ギャラリーでのお渡しも可能です) |
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