¥ 1,320,000 (税込)
■作品・基本情報
"万華鏡ーKaleidoscope”は、計8本の万華鏡を蔡の直筆サイン入り木箱に収めたマルチプル作品。
蔡が1989年から2000年までの12年間の間に行った膨大な数に及ぶプロジェクトの中から計66のプロジェクトを選び、その中からさらに画像を選択。その画像を極小のチップに加工して、年代ごとに分け1本/20枚のチップを万華鏡の中に収めている。
2001年にノマル・プロジェクトスペース(現:ギャラリーノマル)で開催された個展「万華鏡ーKaleidoscope」時に発表。蔡の夢絵図を一度に多くの人たちに共有してもらうことの出来る、待望の作品となった。
“万華鏡─Kaleidoscope” には
これまでの作品写真の細片が入っている。
そこに閉じ込められた作品の記録は色絵となって、
万華鏡という無限の世界の中で、
作品たちが生き物のように混じり合って
美しいドラマを展開していく。
いろんな素材を使い、いろんなテーマや
コンセプトによって作られた作品の裏に、
なにかの共通点を見るとき、
私には、“万華鏡” のように見えてくる。
それは、少年の頃からのアートへの愛着によって̶
夢のように一つずつ作っていくことだろうと思う。
2001 年9 月 蔡國強
■アーティスト・プロフィール
蔡國強(1957~)
中国・福建省生まれの作家。上海演劇大学卒業後、翌年に日本に渡り、筑波大学で学びながら作家活動を開始。95年以降はニューヨークを拠点にする。火薬を爆発させて描いた「火薬絵画」やパフォーマンスのほか、中国やアジア文化を背景としたインスタレーションを多く手がける。主な作品に、火薬と導火線を使った《万里の長城を1万メートル延長するプロジェクト》(1993)やネバダ核実験場などを舞台に火薬で小さなキノコ雲をつくる《キノコ雲のある世紀》(1996)など。2005年のヴェネチア・ビエンナーレでは、初出展した中国館のキュレーターを務めた。08年北京夏季オリンピックの開会式ではアーティスティックディレクターを務め、北京市内を打ち上げ花火《歴史の足跡》が縦断する演出を手がけ話題を呼ぶ。
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取り扱い | ギャラリーノマル |
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エディション | 30 (until 11 to 30) |
サイズ | 13.0 x 52.0 x 31.0 cm |
素材 | set of 8 kaleidoscopes, wooden box |
商品コード | 1100000319 |
出版 | Nomart Editions |
配送までの期間 | 約3-4週間程度 |
備考 | エディションナンバーは選べません。 |
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