¥ 12,100 (税込)
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、シャーリー・アイアンズ(Shirley Irons)の作品集。
「私たちはどのようにイメージを読み取るのか、読み取りやすい状態であるにはどのくらいで十分なのか、反射はどのように光や記憶として作用するのか。私はそういうことに興味がある。絵具を使うことによって、一瞬のゆるやかな注意を横目でちらりと見て向けることができる。写真を使うことによって、私はそれを記録することができる。」
本書は2冊組で作品がまとめられており、これまでの絵画作品の概要とあわせ、作者にとっての芸術、作品制作、風景について、自身の短編エッセイと物語の選集を通して多角的に省察した一冊である。風景の断片や都市におけるインテリアのシーンを繊細に描いた作者の油彩画は、世界中を回って撮影した写真をもとに、写実的な細かさと抽象的な絵具の表現を混ぜ合わせ、イメージを識別しやすくするために描くには必要な情報がどれくらいであるかを模索している。
1冊目は1988年から2019年までの間に制作された作者の絵画作品がまとめられており、その多くは高速道路、空港、廊下など、束の間の空間の一瞬を描き、そこには空虚でよそよそしい様が現れている。このような儚い風景は、しばしば動いている最中の人物の視点を捉え、横目で見たような出来事や日用品に対して瞑想的な意味を与えて着目している。2冊目は、パンデミック禍のロックダウンが作者の制作プロセスにおける転機となったことを経て、観察から描かれた静物画を紹介している。見るということの本質と静物というジャンルを考察し、洞察とユーモアいずれも交えた作者自身の言葉による文章が、静寂な絵画群の傍らに添えられている。
*サイン入り
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 25.4 x 20.3 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100035124 |
出版 | MACK |
著者 | Shirley Irons |
ISBN | 9781915743428 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
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