¥ 9,900 (税込)
スイス人建築家、ル・コルビュジエ(Le Corbusier)の作品集。その影響と発展は、20世紀を代表する人気の媒体であった「写真」の台頭と切っても切れない関係にあった。作者は、おそらく同世代のどの建築家よりも視覚文化に大きな影響を与えた人物であろう。同分野の多くの建築家よりはるかに先駆けて、作者は写真というイメージの力を生かし、自身の人物像やアイデア、建築物を定義し、世界中に広めた。この点において作者は、時代を先取りしていたと言えよう。
本書は、ル・コルビュジエ生誕125周年と、故郷であるスイスのラ・ショー・ド・フォンに最初のスタジオを設立してから100周年を記念して、第一線で活躍する作者に関する研究者や専門家による寄稿を集め、その写真の用い方と関わり方を探る。作者の写真に対する洞察をまとめている本書は、若き建築家として旅に出た時に撮影した初期の写真群や自身の周囲を切り取ったスナップ写真から、影響力の高い出版物のグラフィックデザインへの実践的なアプローチ、建築空間のための大判の写真やコラージュまで、その写真眼への洞察をふんだんに収録し、革新性の幅の広さを明らかにするとともに、自身の率直かつしばしば意外とも思わせるイメージ群を我々に見せる。
作者と写真との関わりはかねてより注目されてきているが、本書は、現代において最も重要な表現媒体の一つである写真との特別な関係に特化した初めての作品集である。広範な年表と書誌を含む参考文献によって本書は補完されており、創造的な才能と時代を超越したデザインが持つ芸術性について多くの新鮮な視点を我々にもたらしてくれる。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 28.0 x 23.0 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100039887 |
出版 | THAMES & HUDSON |
著者 | Le Corbusier |
ISBN | 9780500544228 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
購入条件 |