¥ 8,580 (税込)
東京に生まれ、ニューヨークを拠点に活動する日本人アーティスト、宮本和子の作品集。2023年7月から10月にかけてナポリの「ドンナレジーナ現代美術館(Museo d'arte contemporanea Donnaregina / MADRE)」、2024年9月から2025年3月にかけてウィーンの現代美術館「ベルヴェデーレ21(Belvedere 21)」で開催した2つの展覧会に伴い刊行された。
本書の編集は、キュレーター、美術評論家であり、2024年の「第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(the 60th Venice Biennale)」のイタリア館においてキュレーションを担当したルカ・チェリッツァ(Luca Cerizza)、イタリア、ボルツァーノのギャラリー「Ar/Ge Kunst」で共同アーティスティック・ディレクターを務め、2025年の「第13回ベルリン・ビエンナーレ(The 13th Berlin Biennale for Contemporary Art)」のキュレーションを担当したザーシャ・コラー(Zasha Colah)、美術史家であり「ミラノプラダ財団美術館(Fondazione Prada Milano)」にてキュレーターとして協働するエヴァ・ファブリス(Eva Fabbris)が務める。
長年ニューヨークで活動する作者の活動を、これまでに出版された中で最も包括的にまとめた一冊。ポスト・ミニマリズムのアーティストとして活動していた初期の作品から、自然素材や工芸的な実践による再発見、公共の空間という文脈におけるパフォーマンスへの関心、そして近年見受けられる日本の伝統的な様式の再興に至るまで、本書は、その折衷的で自由な作品と人生、そして1960年代後半から現在に至るまでのニューヨークにおける芸術や文化が描いてきた光景との関係を探る。本書は、エヴァ・ファブリスがキュレーションを担当したナポリとウィーンで開催された2つの展覧会を補完するものであり、現代美術シーンにおけるユニークな声を再び世に発見させ、作者の研究に対し大きく貢献する一冊と言えるだろう。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 28.0 x 19.5 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100044269 |
出版 | SILVANA EDITORIALE |
著者 | Kazuko Miyamoto |
ISBN | 9788836656790 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
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